お知らせ news

プロを支える、学びの現場 ― 熊本ビューストピンディーズ

2025.07.17

 

2025年7月12日(土)、オムロン鹿陽センタにて、本学健康?スポーツ教育研究センターが中心となり、女子ハンドボールプロチーム「熊本ビューストピンディーズ」の選手を対象にしたフィールドテストを行いました。本取り組みは傷害予防や競技パフォーマンス向上を目的として2023年度から開始され、今年度で3年目を迎えます。

 

 

   

 

 

写真(左):本学リハビリテーション学科理学療法学専攻スポーツリハビリテーションコースの学生が選手に30m走の説明を行っている様子

〃(中央):本学リハビリテーション学科理学療法学専攻スポーツリハビリテーションコースの学生が3段跳びの測定を実施している様子

〃(右):選手がシャトルランをしている様子

 

 

今回の計測では16名の選手を対象に、本学教員の指導の下、理学療法学専攻スポーツリハビリテーションコースの2~4年生11名、大学院生4名が測定を実施しました。測定項目は事前に本学教員とチームトレーナーの話し合いによって決定され、ハンドボール競技と関連が深いフィールドテスト全9項目が行われました。3年目ということもあり、選手も測定の流れを把握し、昨年のデータと今回のデータを比較したり、越えるべき目標値として設定したりして、測定に臨んでいました。チームスタッフの方々もより選手が測定に集中しやすい雰囲気づくりをしてくださり、ますます活気あふれる測定会になりました。また、本学3?4年生はこれまでの測定会にも積極的に参加しており、測定の準備や実践ともに先輩としての自覚や責任感が芽生え、より一層頼もしい姿勢がみられました。一方で2年生は今年度が初めての参加であり、分からないことも多い中でしたが、先輩の背中を見ながら、一生懸命測定を行う姿が印象的でした。測定中には選手とも会話する場面がみられ、貴重な経験ができたと同時に、これからスポーツを支える立場となる素養を身に付ける準備ができたと感じます。

 

今年度で3年目となる「熊本ビューストピンディーズ」フィールドテストは、今までの積み重ねもあり、非常に活気あふれる測定会になりました。

 

プロ選手に対する測定者としての在り方を改めて深く考え、選手にとってより良い情報が提供できるよう、健康?スポーツ教育研究センターはこれからも努めてまいります。